エアコンが壊れた!買い換えたいけど価格もバラバラだし
メーカごとに何が違うのかさっぱりわからないよ!
カタログ持って帰ったけど多すぎ・・・
わかります!エアコンは家電の中でも特に選び方が難しいですからね。
大事なポイントを絞って選んでいきましょう。
今回は数あるメーカーさんの中で主要メーカのひとつでもある
三菱霧ヶ峰シリーズの中からお勧め3シリーズに厳選して紹介します!
こんにちは!この記事を書いているやとわれてんちょと申します。
エアコンってほんと夏場に購入と修理が集中しちゃいますよね。
僕は家電などの小売業を20年ちょっとやってきています。毎年夏が近づくとエアコン関連の問い合わせが増えてきて、あぁこの季節がきたなぁと思います。
実際に市場でのエアコン出荷台数も6月と7月が年間のピークです。
それにエアコンは売り場に並んでいてもほとんど同じ見た目だから余計に区別するのが難しいと思います。
プライスも機能表も数多く貼ってあって何がなんだかわからない!とおっしゃる方も多いです。
そこで今回は数あるエアコンメーカさんの中から三菱を選んで厳選紹介します。
三菱は1967年にセパレートエアコンの「霧ヶ峰リシーズ」を開発してから現在まで国内の主要なエアコンメーカです。特にセンサーの性能が良く他メーカより頭一つ抜けた性能なのが売りですね。
もし、エアコン選びでいきなり特定のメーカや機種を選ぶのではなく
「エアコンの選び方がわからないからもっと基本の知識が欲しい」という方は基本的な選び方とか価格と電気代のバランスなどを紹介した別の記事があるのでこちら↓も参考にしてください!
【家計節約】エアコン購入する7割の人が知らない電気代の事実と価格バランスを現役店長が解説。選び方の大前提今回のこの記事は
- エアコンを購入検討しているけど価格の違いがわからない
- 国内メーカで主力の特徴を知りたい
- 有名な霧ヶ峰シリーズは選択肢の一つだよね
- 種類と情報が多すぎるから代表的な3つくらいに絞って欲しい
- カタログを全部読んでる余裕がないから大事なとこだけ知りたい
と考えている方に向けて、「三菱の霧ヶ峰シリーズ」から3種類厳選調査しました。
スペックだけ並べても価格がわからないと選べないと思いますので
実売価格と性能と年間電気代も並べて比較します!
本体価格だけじゃなくてエアコンは将来コストも大事な要素ですよ。
これらの中から特に主力で売れている上位モデル「Zシリーズ」、中堅モデル「Rシリーズ」、格安モデル「GEシリーズ」の3つに絞って紹介します。
決して他のシリーズがダメなんじゃなくてより特徴がわかりやすくて比較しやすいっていう意味での3シリーズです。
もし性能比較は充分なので価格を知りたいという方はこの下の目次から
まで飛ばしてください
霧ヶ峰性能比較(Zシリーズ、Rシリーズ、GEシリーズ)
今回紹介するZ、R、GEシリーズの性能比較表です。
とても長いのでざっと見るだけで大丈夫です。
このあとに大事な部分を比較紹介しますね。
なんて長い比較表!
機能が多すぎて覚えきれない・・・!
これ全部理解しないといけないの?
大丈夫です。全部覚えなくても
特に大事な機能と霧ヶ峰の特徴に絞って解説しますね。
センサーの違い(霧ヶ峰の大きな魅力)
まずは霧ヶ峰の大きな魅力でもあるセンサー類の違いを紹介します。
というのもエアコンの快適度を上げるのには当然ながら高精度のセンサーが必要です。
三菱は昔からこのセンサーに非常にこだわっており、他のメーカと比較しても頭一つ抜けた感があります。
エアコンカタログのトップにセンサーを紹介するページを載せるくらいですからね。
今回紹介する3つのグレードでも搭載してるセンサーのグレードも違います。
- Zシリーズ・・・ムーブアイmirAI+ (AIだけ大文字なのにもこだわりが)
- Rシリーズ・・・ムーブアイ
- GEシリーズ・・・フロアアイ
Zシリーズ ムーブアイmirAI+
部屋の中の温度感知はもちろん、人がどこにいるか、手足の温度、個人差も感知。そして部屋の間取りや天井や壁の温度からエアコンの風がどこまで届いているかまでも感知。さすが上位モデル。
家族によって、年齢によって暑い・寒いの感じ方は違いますから手先や足先の温度変化を感知して調整するのはすごいですね。
他のメーカには無い性能で360°センシング。さすがの性能です。
このムーブアイにもグレードがありますが、「mirAI+」が搭載されてるのは最上位モデルFZ、上位モデルZ、寒冷地モデルFD、ZDだけです。
名前の中にミライとAIという言葉を入れているだけあって部屋の温度先読みと自動調整ができます。
この吹き分け機能は特にリビングで効果を発揮すると思います。調理中の台所や食事テーブル、TV前のソファ周りでは温度が違いますよね?お任せで効率的に調節してくれて、さらにAIで学習するのでより効率的になっていくのはすごい。
ムーブアイmirAI+と組み合わせてできるその他の機能で
女性に嬉しい機能として「うる肌気流」
これはセンサーが人の位置を見て直接風をあてずお肌の乾燥を抑制。
さらにナノレベルの「ピュアミスト」が角質層に浸透し、お肌にうるおいを与えます。
Zシリーズなど上位モデルにしか付いていないセンサー機能と付加価値です。
センサーが優れているとカタログスペック以上に省エネになったり生活満足度が上がったりするので
非常に大事ですね。
Rシリーズ ムーブアイ
次はRシリーズなどに搭載されている「ムーブアイ」です。
人の位置、状態、部屋の床や壁や天井、間取りを感知します。さすがに最上位と比較すると体の部位の温度や体感温度の感知、日射熱までは感知できなくなっていますね。それでもセンサーなしモデルより数段格上です。
Rシリーズにも2か所同時空調の機能が付いています。
GEシリーズ フロアアイ
次はGEシリーズに搭載されている「フロアアイ」です
フロアアイでは人の位置や間取りは感知できないので、床の温度を感知します。
冷房運転だと冷たい床を見つけて冷やしすぎないように。
暖房運転だと冷たい床を見つけてしっかり温めるように。
三菱はセンサーが優秀なのは分かったわ。
寝室はともかくリビングはムーブアイミライってのが
いいかなぁ。
うる肌気流も嬉しいかも。
そうですね。リビングは家族が何人も集まるので
人によって体感が違いますから吹き分け機能だったり
温度感知で自動調整してくれる機能がより活躍しますよ!
- Zシリーズ・・・ムーブアイmirAI+
- Rシリーズ・・・ムーブアイ
- GEシリーズ・・・フロアアイ
フィルタ掃除機能の違い、清潔機能の違い(他メーカとの差)
次はお手入れを楽にするのに絶対必要な「フィルタ掃除機能」や「本体の清潔機能」の違いです。
これがあるかないかでメンテナンスの手間が大違いです。そしてお掃除機能もグレードによって別れてきます。
よくある性能比較サイトだとフィルタ自動清掃が付いてたら◯付いてなかったら✖️と単純化されてますが、実はそう単純な差ではないんです。
フィルタおそうじメカ
このフィルタおそうじメカは今回紹介するなかだとZシリーズとRシリーズに搭載されてます。残念ながらGEシリーズはフィルタ掃除機能は付いていません。
わざわざ「はずせる」と名前につけるくらいですからこだわりを感じますね。その名前の通りにフィルタ掃除機能のユニットごと取り外しができるようになっています。これは他メーカにあまりない特徴です。
このダストボックスは10年ぶんの大容量とはなってますが、10年間もゴミ溜めとくの?と
思う方は途中で自分で捨てることもできます。
この写真のようにフィルタの奥の熱交換器まで業者を呼ばずに掃除できるのはかなり珍しいです。
よごれんボディ
次に清潔さをキープするための「そもそも汚れがつきにくいボディ」かどうかで
よごれんボディです。実はこれも名前が同じでもグレードによって違います。
今回紹介するなかだと、さすがの上位モデルZシリーズは熱交換器、ファン、通風路、左右フラップ、上下フラップまで汚れにくい加工がされています。Rシリーズは熱交換器とファンが対象ですね。
そして残念ながらGEシリーズは対象外です。そのぶんお求めやすい価格なんですけどね。
おまかせボディ
似たような名前ですが次はおまかせボディという機能です。
各メーカとも内部のカビ対策には力を入れてます。三菱はオゾンを発生させてから高熱にして
カビを退治する手法ですね。
ここでもおまかせボディという名前は同じでもグレードによって差があります。
上位モデルZシリーズは内部クリーン、カビガード、スタート脱臭。
中堅モデルRシリーズは内部クリーン、スタート脱臭。
格安モデルGEシリーズは内部クリーンライト。(結露水での洗浄と熱乾燥のみ)
と性能が分かれます。
GEシリーズの場合のフィルタ掃除
さて、フィルタ掃除機能が省かれているGEシリーズですが、フィルタのお掃除頻度としては
2週間に1度が目安です。
この画像はGEシリーズの取扱説明書から抜粋しました。
そんな頻度で掃除するのは面倒!と思う方はRシリーズなどフィルタ掃除機能が付いているモデルを選んだ方が生活満足度が上がると思います。
同じメーカでもフィルタ掃除や清潔さの面で
ずいぶん違いがあるんですね。やっぱりフィルタ掃除機能は
欲しいかなぁ。
それと三菱はフィルタ掃除ユニットごとはずしてさらに奥まで
自分で掃除できるのが特徴なんですね。
そうなんです。フィルタが詰まると電気代も上がるので
自動掃除機能はあった方がいいと思います。
はずせるボディのおかげで業者じゃないと手が出せない箇所まで
掃除できるので数年に一度クリーニング業者へ依頼してた方は
そのぶんが浮いたと考えるかどうかですね。
エアコンクリーニングを業者依頼した場合などは別記事がありますので
気になる方は読んでみてください。
エアコンが冷えない場合に試してみる3つのこと【電気代削減の効果あり】清潔機能比較
- Zシリーズ・・・フィルタおそうじメカ、よごれんボディ(熱交換器、ファン、通風路、左右上下フラップ)、おまかせボティ(内部クリーン、カビガード、脱臭)
- Rシリーズ・・・フィルタおそうじメカ、よごれんボディ(熱交換器、ファン)おまかせボディ(内部クリーン、脱臭)
- GEシリーズ・・・おまかせボディ(内部クリーンライト)
冷房機能の違い
三菱霧ヶ峰の冷房機能については全モデル「STORONG冷房」という名称が付いています。
STORONG冷房
全機種に搭載されてはいますが、上位モデルのFZとZシリーズは屋外温度が50度にも対応。
それ以外のシリーズ(今回のRやGEシリーズ)などは46度対応となっています。
さらっと除湿冷房
別の機能として「さらっと除湿冷房」という機能が上位モデルには搭載されています。
おまかせ自動運転
次は冷暖房両方になりますがセンサーと組み合わせた自動運転機能です。
冷房機能だけでも差があるとは思ってなかったな。
リモコンで何度も操作しなくても自動で先読みで室温調整を
してくれるのはすごいなぁ。
自動運転を搭載するエアコンも増えてますが
三菱霧ヶ峰の上位モデルように高精度センサーと組み合わせた室温制御で
「先読みで」調整してくれるのはかなり珍しいですね。
冷房機能
- Zシリーズ・・・STRONG冷房50度対応、さらっと除湿冷房、自動運転(冷房⇄除湿⇄爽風、暖房⇄サーキュレータ)
- Rシリーズ・・・STRONG冷房46度対応、自動運転(冷房⇄爽風、暖房⇄サーキュレータ)
- GEシリーズ・・・STRONGU冷房46度対応、自動運転(冷房⇄爽風)
暖房機能の違い
次は暖房機能の違いです。冷房より暖房は外気温との差が大きくなることが多いので、より高度な技術とパワーが必要なんです。メーカやシリーズによっても差が出やすいチェックポイントです。
室温キープシステム
まずは全シリーズに搭載されている「室温キープシステム」です。
僕も北陸に住んでますが、冬場のエアコン暖房と霜取り運転は切っても切り離せない課題ですよね。
一旦霜取り運転が始まるとなんだか部屋が寒くなってない?と感じたりします。
その室温低下を抑える機能ですね。
三菱霧ヶ峰公式ホームページより引用 室温キープシステム動画
最高60℃温風
次は「最高60℃温風」です。これは寒い日に帰宅したばかりとか、朝起きてリビングが寒い時などに嬉しい機能ですね。これはZシリーズの中でも2.8kg以上、Rシリーズだと4.0kg以上に搭載となっています。
GEシリーズには残念ながら搭載されていないです。
ワイド気流、ロング気流
最近はL字のリビングや2間続きなども増えてますので気流制御も大事です。
各メーカでも大体180度くらいの角度で制御できる機種が増えてますね。
今回紹介したZシリーズとRシリーズは180度ワイド気流。
GEシリーズはロング気流10mです。ちなみにGEシリーズは自動なのは上下の風向きだけで、左右の風向きについては手動で調整する必要があります。
冬場に急にエアコンが霜取り運転に入ったら、その間は
我慢するしかないと思ってた。
最近のモデルは室温を下げないような工夫がされてるのね。
ちょっと前までは霜取り運転中は仕方ない。という
イメージだったんですが、最近では各メーカ頑張って改善しています。
特に寒い地域だと、今回紹介した以外にも「寒冷地仕様」のタイプが
ありますよ。
暖房機能
- Zシリーズ・・・室温キープ、最高60度温風(10畳から29畳モデル)、ワイド気流180度
- Rシリーズ・・・室温キープ、最高60度温風(14畳から23畳モデル)、ワイド気流180度
- GEシリーズ・・・室温キープ、ロング気流10m(左右は手動)
実売価格・性能・ランニングコスト比較
では今回紹介したそれぞれのシリーズを、畳数ごとに価格比較します。年間電気代も合わせて調査しましたので本体価格だけじゃなくランニングコストも一緒に考えるといいですよ。
エアコンは本体価格だけじゃなく、年間の電気代も
検討するといいのね。
そうなんです。エアコンはやっぱり10年間は使う家電ですし
省エネモデルとそうでないモデルでは本体価格を逆転するくらい
コスト面が変わってきたりしますよ。
エアコン年間電気代の算出基準はこちら
6畳サイズでの比較
まずは6畳相当のサイズで上位モデルZ、中堅モデルR、格安モデルGEで比較します。
6畳サイズは2.2kgサイズとも言われるので型番に22という数字が入るのが一般的です。
最後の数字は製造年度を示しているので2だと22年モデル、1だと21年モデルですね。
型番 | 楽天価格税込 (2022年6月15日時点) | 年間目安電気代 (円/年) | 冷房能力 (KW) | 暖房能力 KW) | 低温暖房能力 (kw)(外気2度) |
MSZ-ZW2222(上位) | 213,280 | 17,000 | 2.2 | 2.5 | 4.1 |
MSZ-R2222(中堅) | 146,080 | 20,500 | 2.2 | 2.2 | 2.8 |
MSZ-GE2222(格安) | 88,880 | 20,500 | 2.2 | 2.2 | 2.8 |
これらの価格はもちろん変動します。最新価格はそれぞれのサイトにて確認してください。
中堅Rシリーズと格安GEシリーズとの価格差は約5万円という結果でした。
低価格が魅力のGEにするか、お掃除機能がついたRにするか?6畳というと寝室や勉強部屋ということが多いです。寝室ということは実は過ごす時間はかなり長いので清潔なお掃除機能がついた機種を選ぶ方も多いですよ。
6畳サイズだと本体価格を電気代コストで追いつくのはちょっと差がありますね。もちろんZシリーズは先述したような機能面が格段に上なので、価格より価値を優先する方にオススメです。
GEシリーズはフィルタ掃除の手間がありますがとにかく低価格が魅力、という方に向いています。
10畳サイズでの比較
今度は少し大きくなって10畳です。同じように上位モデルZ、中堅モデルR、格安モデルGEで比較します。
型番の法則としても10畳サイズは2.8kgサイズとも言われるので型番に28という数字が入ります。
型番 | 楽天価格税込 (2022年6月15日時点) | 年間目安電気代 (円/年) | 冷房能力 (KW) | 暖房能力 KW) | 低温暖房能力 (kw)(外気2度) |
MSZ-ZW2822(上位) | 237,780 | 21,300 | 2.8 | 3.6 | 5.4 |
MSZ-R2822(中堅) | 181,170 | 26,100 | 2.8 | 3.6 | 3.5 |
MSZ-GE2822(格安) | 107,800 | 26,100 | 2.8 | 3.6 | 3.4 |
このサイズくらいになると少しずつ年間電気代の差が大きくなってきています。
上位モデルZW2822と中堅モデルR2822との価格差が約5万6千円。
それぞれの年間電気代の差が4,800円。とすると11年くらいで価格差に追いつきますね。
その期間ずっと上位モデルは機能満載なので長い目で見て先行投資のような考えで行くか、それとも今現在の価格を優先するか悩みどころですね。
14畳サイズでの比較
もう少し大きなサイズにして14畳です。大きめの部屋、リビングなどに使用するケースが増えてきます。
型番の法則としては14畳サイズは4.0kgサイズとも言われるので型番に40という数字が入ります。
型番 | 楽天価格税込 (2022年6月15日時点) | 年間目安電気代 (円/年) | 冷房能力 (KW) | 暖房能力 KW) | 低温暖房能力 (kw)(外気2度) |
MSZ-ZW4022(上位) | 257,950 | 31,400 | 4.0 | 5.0 | 8.3 |
MSZ-R4022(中堅) | 214,500 | 44,200 | 4.0 | 5.0 | 5.3 |
MSZ-GE4022(格安) | 148,280 | 44,200 | 4.0 | 5.0 | 5.3 |
調査した時点では上位モデルZW4022と中堅モデルR4022の価格差が約4万円しかありませんでした。
そうなると電気代の差が年間12,800円なので4年もしないうちに逆転しちゃいますね。
今回のように上位と中堅の価格差があまりない瞬間はかなりお買い得だと思います。
そしてGE4022は確かに格安モデルだけあって低価格が魅力。ただ、この畳数サイズともなると風向きを変更したいときに毎回手動で左右変更するのはちょっと手間かな?と思います。
18畳サイズでの比較
今度は18畳サイズです。同じように上位モデルZW、中堅R、格安GEで比較します。
型番の法則としては18畳サイズは5.6kgサイズとも言われるので型番に56という数字が入ります。
型番 | 楽天価格税込 (2022年6月15日時点) | 年間目安電気代 (円/年) | 冷房能力 (KW) | 暖房能力 KW) | 低温暖房能力 (kw)(外気2度) |
MSZ-ZW5622(上位) | 283,950 | 48,900 | 5.6 | 6.7 | 8.4 |
MSZ-R5622(中堅) | 225,500 | 60,600 | 5.6 | 6.7 | 6.8 |
MSZ-GE5622(格安) | 168,080 | 60,600 | 5.6 | 6.7 | 6.8 |
ここでもコスト比較をして見ます。
ZW5622とR5622の本体価格差が約6万円。年間電気代の差が11,700円。となると
6年しないうちに逆転しますね。価格は変動するので最新情報は各サイトで確認してください。
そして、実はカタログ上はR5022とGE5622は年間電気代、冷房、暖房、低温暖房のスペックは同じなんです。
ただし先述した各種付加価値や機能でR5022の方が上回ってますので価格差をどう見るかの判断になりますね。
23畳サイズでの比較
最後に23畳サイズの紹介です。
型番の法則としては23畳サイズは7.1kgサイズとも言われるので型番に71という数字が入ります
実はGEシリーズには23畳サイズが存在しないので、ZシリーズとRシリーズのみの比較です。
型番 | 楽天価格税込 (2022年6月15日時点) | 年間目安電気代 (円/年) | 冷房能力 (KW) | 暖房能力 KW) | 低温暖房能力 (kw)(外気2度) |
MSZ-ZW7122(上位) | 350,900 | 66,200 | 7.1 | 8.5 | 9.0 |
MSZ-R7122(中堅) | 261,800 | 85,400 | 7.1 | 8.5 | 7.3 |
GEシリーズなし | なし | なし | なし | なし | なし |
たくさん種類があったけど、畳数に応じたサイズで絞って
機能面の差と価格差を比較して選べばいいのね!
なんとなく選び方がわかったわ。
今回は三菱霧ヶ峰シリーズの中から
実際に世の中で売れている主力シリーズを3種類厳選して
紹介しました。本体価格は確かに重要な指標ですが
自分が気に入った機能とか電気代も考慮するといいですよ。
まとめ
お疲れ様でした!最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は三菱霧ヶ峰シリーズに注目して主力3シリーズの特徴と価格、コスト面での比較を紹介しました。
特に霧ヶ峰はセンサーが高精度なのが売りなのでカタログスペック以上に省エネ性やエアコン制御に活きてくると思います。
全ての部屋に最上位モデルを設置できたら言うことなしですが、なかなかそうもいきませんよね。予算と合わせて検討して、リビングは◯◯シリーズにしよう!というような選び方をする方が多いです。
納得のいくエアコン選びをしていきましょう。
最後にもっと詳しく調べたいという方に向けて三菱公式ホームページがこちらです
他にもエアコン特集でパナソニックエオリア、日立白くまくんを比較検証した記事もありますので
よかったらご覧ください。
2022年モデル【エアコン価格徹底比較】パナソニックエオリア編厳選お勧め3シリーズ 2022年モデル【エアコン価格徹底比較】日立白くまくん編厳選お勧め3シリーズ エアコンが冷えない場合に試してみる3つのこと【電気代削減の効果あり】