エアコン選びで種類が多すぎて面倒になっていませんか?
いくつもメーカがある上に各メーカ何種類もラインナップがあってなにがなんだかわからない!という相談をよく受けます。
よくあるランキング比較で格安7万円のエアコンとハイエンド20万円のエアコンが同じランキングで順位がつけられていたり。畳数が違うエアコンなのに価格比較されていたり。
知りたいのは、「設置する部屋の畳数で」「予算の範囲内で」「なるべく性能の良い」オススメなエアコンはどれなの?
ということではないでしょうか。
この記事では販売されている数多くのエアコンの中から
「おもに8畳用」で「15万円前後」で「フィルタ自動掃除」を搭載されているお買い得なモデルは何か?
を調査しました。
必然的に価格の近いライバル機種が多いです。が、これより安価なモデルだとフィルタ掃除なしになりますので
このランキングを見ると
「フィルタ掃除付きモデルでどれが一番お買い得だろうか?」という疑問が解消します。
絶対オススメな5機種に絞ったので是非見てってください!
こんにちは!この記事を書いているやとわれてんちょと申します。
これを選べば間違い無いという主力を5種類選抜しました。
同じ価格帯でもよく見ると性能も機能も違います。
じっくり比較してください!
エアコン選びの注意事項と今回の選定条件
僕は小売業22年ほど、そのうち店長を15年ほどやっております。
そんななか、毎年夏が近づくとエアコンで聞かれるのが
「なるべく高くなくて、けどフィルタ掃除は最低ついている機種でいいのない?」
というわけで、今回は下記のような方に向けて機種選びをしました。
- 手間や面倒な事は避けたいので最低限フィルタ掃除は欲しい
- 8畳くらいの寝室用や勉強部屋用でエアコンを探している
- 予算は安い方がいいけど、だいたい15万円前後かな。
- できればお買い得な中でもライバル機種と比べて魅力的な機能があるといい
- 実際に主力で売れているもので選びたい。ハズレ機種は避けたい。
エアコンランキングを見る前に、「選び方の基本」を知りたいという方もいると思います。
購入してから「しまった!知らなかった」とならないように
こちらにエアコンを選ぶ前の大前提をわかりやすく解説した記事を用意しましたので是非読んでください。
【家計節約】エアコン購入する7割の人が知らない電気代の事実と価格バランスを現役店長が解説。選び方の大前提8畳エアコンフィルタ清掃付き おすすめランキング5選
それでは早速おすすめ5機種を発表します!
この一覧表は左右にスクロールできます
おもに8畳 フィルタ掃除付 ランキング | 👑おすすめ1位 迷ったらコレ! | 🔱おすすめ2位 センサー優秀! | おすすめ3位 トップシェアメーカ | おすすめ4位 凍結洗浄 | おすすめ5位 プラズマクラスタ |
メーカー・型番 型番をクリックすると 詳しい解説に飛びます | パナソニック CSEX252D | 三菱 MSZR2522 | ダイキン AN25ZCS | 日立 RASW25M | シャープ AYP25F |
楽天価格税込 (2022年6月30日時点) | 148,000 | 158,960 | 179,080 | 178,000 | 133,100 |
コストパフォーマンス | |||||
フィルタ掃除機能 | |||||
年間電気代の安さ | |||||
冷房の工夫 | |||||
暖房の工夫 | |||||
オリジナル能力の魅力 | |||||
特におすすめ機能 | ・ナノイーX搭載 ・ホコリ自動排出 ・低温暖房能力高い | ・高精度センサー ・霜取り対策優秀 ・はずせるユニット | ・ストリーマ搭載 ・室内機コンパクト ・サポート365日 | ・凍結洗浄 ・ファンも掃除 ・カビバスター | ・プラズマクラスター ・気流制御優秀 ・霜取り対策あり |
室外機対応気温 | 50度 | 46度 | 50度 | 50度 | 45度 |
年間目安電気代 円/年 | 23,300 | 23,300 | 23,300 | 23,300 | 23,300 |
冷房能力 KW (数値)の幅がある方が良い | 2.5 (0.5~3.2) | 2.5 (0.8~3.1) | 2.5 (0.6~3.1) | 2.5 (0.3~3.1) | 2.5 (0.8~3.2) |
暖房能力 KW (数値)の幅がある方が良い | 2.8 (0.4~4.8) | 2.8 (0.8~4.4) | 2.8 (0.7~4.1) | 2.8 (0.2~4.6) | 2.8 (0.8~4.4) |
低温暖房能力 KW 外気2度の時のパワー | 3.5 | 3.2 | 3.0 | 3.3 | 3.2 |
室内機サイズ(㎜) 高さ・幅・奥行き | 295×798×239 | 255×799×338 | 250×798×265 | 248×798×340 | 268×790×289 |
室外機サイズ(㎜) 高さ・幅・奥行き | 539×655×275 | 453×679×249 | 550×675×284 | 530×658×275 | 540×670×300 |
室内機冷房運転音(dB) 小さいほど静か | 59 静か | 60 普通 | 61 若干大きい | 63 大きい | 58 静か |
さらに詳しくそれぞれのエアコンを紹介するにあたり
- おすすめポイント&気になるポイント
- 冷房の工夫
- 暖房の工夫
- オリジナル機能の魅力
の順番で紹介します。
1位 CS-EX252D パナソニック
1位はパナソニックよりCSEX252D。迷ったらコレ!くらいお勧めです。
このEXシリーズより格安のモデルだとフィルタ掃除が外れてしまうので、「フィルタ掃除付の中で価格面が一番お買い得なモデル」と言えます。
フィルタ付きのパナソニックエアコンの中で最も安価なのに上位モデルと同じ機能も含んでいて非常にお買い得です!
今年の主力中の主力です。
- パナソニックの中の主力モデル。コストパフォーマンスも良い。
- 上位モデルと同じナノイーX搭載。カビ・匂い・花粉まで対策できる
- 冷暖房ともに各種機能がついていて生活満足度が高い
- 匂いがこもりがちな寝室、新陳代謝の高いお子様の部屋に向いている
- 上位モデルと同じAg+ミクロメッシュフィルタ採用。
- このクラスで低温暖房能力3.5はかなり優れている。冬にも強い
- 人感センサー、日射センサー搭載(日射センサーしかないモデルも多い)
- 室内機が高さ295㎜幅798㎜奥行き239㎜でコンパクト。特に奥行きスッキリ。
- 運転音が室内機58dB、室外機57dBはこの畳数では小さめ。寝室向き。
- ナノイーX内部クリーンは冷房だけでなく暖房の後にも作動。
- 室外機50度対応
- 隠蔽配管(室外機へのダクトが壁の中に隠れている)だとフィルタ掃除の自動排出が使えない。
- 室内機高さ295㎜が天井とカーテンレールの間に干渉しないかチェック。
- メーカコールセンターが9時から19時(日曜と祝日は17時半まで)
- 内部乾燥が作動すると室内温度が上がる。(外出時にするなどの工夫を)
フィルタ掃除性能
今回重視しているフィルタ掃除機能について、このCS-EX252Dは集めたホコリを自動排出する機能を持っています。なのでエアコン内部のボックスを掃除する手間さえもいらないのが魅力。
半年に一度や1年に一度掃除必要な機種に比べて圧倒的に楽。
ホコリを集めるブラシ自体も綺麗にする機能も付いてます。
何よりも手間と時間を大事に考える方にはイチ押しですね。
年間電気代
年間電気代は23,300円となっています。これは同等クラスエアコンと同じ。
今回のランキングでは5機種とも同じになりました。
冷房の工夫
CSEX252Dには上位モデルと同じ快速・快湿制御、すぐでる冷房、外気温50度対応の室外機が搭載されています。また、人感センサーを搭載しているので人の不在・日射を感知して自動運転してくれます。
これによってオートセーブした運転をしてくれるので節電になりお財布にも嬉しいですね。
暖房の工夫
EXシリーズはパワフルモード設定時には足元に約35度の温風を送り出します。上位モデルでは約43度と数値的には差が出ていますが、価格面とのバランスを考えれば十分でしょう。
もうひとつパナソニック独自機能として「すぐでる暖房」
エアコンが学習して暖房をよく使う時間帯を予測してくれる機能です。これがあると朝寒い時に早く部屋が暖まるのは嬉しいですね。朝、なかなかベッドから出れない人にも向いていそうです。
オリジナル機能の魅力
パナソニックのエオリアシリーズの特徴といえばナノイーXです。CX-EX252Dには最新版の新ナノイーXが搭載されていますので上位モデルと同じ機能が中堅モデルに搭載されていると考えればお得ですね。
特にカビなどの繁殖を抑えるだけでなく臭いを抑えたり花粉を非活性化させたりしてくれるのは嬉しいです。
花粉症だと春先に窓を開けて換気などしたくない時に役立ちそうです。
パナソニックは空気清浄機などでもナノイーX搭載モデルで高いシェアを持ってます。
寝室などでも毛布や布団から発生する匂いを抑えたり、こもった湿気からカビが増えたりするのを抑えてくれるので新陳代謝の高いお子様の寝室などにも向いていますね。
このナノイーXをエアコン内部に放出して、エアコンの内部もカビを抑制してくれます。
あ、それとよく聞かれるのですがこのナノイーX放出については特に追加部品や買い替え部品はありません。よくあるイメージで部屋の芳香剤のように切れたら購入というわけではありません。
追加購入がいらないのは安心ですね。
パナソニックオリジナルのナノイーXを使った内部クリーンの工程です。
実はこの「内部クリーン」という言い方は各メーカ使ってますが、やってることが少しずつ違います。
冷房運転の後だけ作動するタイプ、内部をわざと凍らせて水分を貯めて水洗いするタイプなど。
このパナソニックCSEX252Dは冷房だけでなく暖房の後にも加熱乾燥とナノイーX充満でカビ抑制をしています。
気温などの環境条件によって左右されずに年中使えるのは優れていますね。
パナソニックエアコンで今回のEXシリーズの格上・格下シリーズと比較したい方はこちらの別記事でパナソニック特集をしていますので参考にしてください!
2022年モデル【エアコン価格徹底比較】パナソニックエオリア編厳選お勧め3シリーズ2位 MSZR2522 三菱
次は三菱霧ヶ峰シリーズからフィルタ掃除付きモデルRシリーズを選びました。
この機種も室内機がコンパクトながらとてもバランスのいい性能を抑えています。これより格安のモデルだとフィルタ清掃機能が外れるので「フィルタ掃除付きで最も価格が安いタイプ」と言えますね。
三菱といえば高精度なセンサーがウリで、このRシリーズも「ムーブアイ」というセンサーを搭載。それと組み合わせて様々な機能を盛り込んでいます。
住んでいる地域によって1位のCSEX252Dと評価が逆転する場合もあると思います。
暖房の室温キープ機能をどのように感じるかで順位が変わると思いますので性能比較をして自分の部屋に合った選び方をすると良いと思います。
- エアコン主力メーカの三菱。霧ヶ峰ブランドは毎年安定の上位
- フィルタ掃除ユニットごとはずせるので内部の熱交換器まで掃除できる
- フィルタ掃除した後のダストボックスは容量なんと10年分
- ヘルスエアー機能搭載。エアコン内部を通過する空気から菌やウィルス、花粉などをキャッチ
- 室内機がコンパクト。高さ255㎜
- 高精度センサーのムーブアイ搭載で体感温度など考慮して気流吹きわけができる
- 高温みまもり搭載で部屋が高温(28度)になると自動で冷房運転
- 外気46度でも冷房動作
- 暖房時に室温キープ機能で霜取り中の温度低下を軽減
- 三菱公式ホームページが優秀。掃除の仕方の動画や異音がする時の動画なども掲載。
- はずせるおそうじメカの外し方は公式動画閲覧必須。手順がかなりある
- 内部クリーンは熱交換器加熱工程で室温が2度から3度上がる。(外出時にした方が良い)
- 室内機の奥行き338㎜は大きめ
フィルタ掃除性能
フィルタ掃除はもちろん搭載。これより安価なモデルだと搭載されていません。そしてダストボックスは10年分と大容量ですね。個人的には10年間も溜めとくのはちょっと・・と思うほうなので数年に一度は掃除した方がいいかもです。
そして「はずせるボディ」と名前をつけるあたりにこだわりがあるようにこのおそうじユニットごと取り外しができます。その奥にある熱交換器を家庭用の掃除機などでホコリを吸えるような作りになっていますね。
年間電気代
MSZR2522の年間電気代は23,300円となっています。これは同クラスと比較すると多いのか少ないのか?というと
これが普通で他メーカもほぼ横並びの性能です。
冷房の工夫
暑い夏にちゃんと冷房が効くかどうか。
今回紹介したRシリーズは外気温46度対応となっています。最近夏の気温が異常に上がることが増えてますからね。特に直射日光が当たる側に室外機を置くパターンだと注意が必要です。
停止していても部屋が28度以上になると自動で冷房運転してくれる機能です。付けっ放しと違ってエコですし、ご高齢の方や室内のペットを置いて出かけないといけない場面などで安心ですね。
暖房の工夫
この室温キープシステムがあると、冬場の霜取り運転の時に「なんか部屋が急に寒くなったぞ?」という頻度を軽減できます。霜取り運転に入る前にパワフルに暖房運転しているというわけですね。
この機能は1位で紹介したCSEX252Dにも3位で紹介するAN25ZCSにも搭載されていない機能です。
冬場に積雪のある地域にお住まいだと大事なポイントですね!
オリジナル機能の魅力
三菱といえば高精度センサーが有名ですが、このムーブアイは上位から三番目の位置付けのセンサーです。
壁・床・人の位置だけでなく間取りまで感知するのはすごいですね。これによって冷やしすぎや温めすぎを防いで省エネに役立っています。活動量も測るので冷房の吹き分けなんかもしてくれるのはいいですね。
これより安価なモデルだと「フロアアイ」と言って床の温度感知だけになります。
これは冷房運転の後にカビを抑制する機能です。冷房運転の結露水で汚れを流し、オゾン充満させ、最後に加熱してカビを抑えて乾燥する工程です。
さらっと書いてありますが「冷房」の後にスタートする機能なのでおもに夏場ですよね。
この最後の加熱の時に室温が2度から3度上がるのでお出かけ時にするといいかもしれないですね。
今回おすすめしたRシリーズの格上・格下機種と比較したい方はこちらの別記事に三菱エアコン特集をしていますので参考にしてください!
2022年モデル【エアコン価格徹底比較】三菱霧ヶ峰編厳選お勧め3シリーズ3位 AN25ZCS ダイキン
次はエアコンシェアトップに躍り出たダイキン。ダイキンはシリーズラインナップがかなり多いメーカです。
その中のフィルタ掃除が付いている中で最も価格が安いモデルがこのCシリーズです。
フィルタ掃除、内部クリーンという基本性能を抑えつつ室内機が非常にコンパクトなので設置する部屋の条件に合いやすいのがウリですね。
- 最近シェアトップを取ったダイキン。「売れている」という事実の強み
- 水内部クリーン、ストリーマ放射でこのクラスではかなり高い清潔性能
- 24時間365日サポートセンターあり。普通は夜間やってません
- ストリーマ効果で匂い・カビ対策。寝室や成長期のお子様の部屋向き
- 室内機がかなりコンパクト。高さ250㎜なのでカーテンレール上などに
- 抗ウィルス作用のフィルタ採用。今シーズンモデルから搭載
- 高温防止モード搭載で部屋が高温になると自動で冷房運転
- 外気マイナス15度でも暖房動作、外気50度でも冷房動作
- 運転音について、室内機61dB、室外機60dBはこの畳数では若干大きめ
- 室外機が割と大きめ。高さ550㎜幅675㎜奥行き284㎜ 置き場所要確認
- 清潔機能に環境条件が絡む。水内部クリーンは冬場に能力ダウン
- ストリーマ内部クリーンは室温がかなり下がる
- 人感センサー非搭載
フィルタ掃除性能
ダイキン公式ホームページより引用 フィルタ自動お掃除紹介
今回重視しているフィルタ掃除の機能についてはもちろん搭載しています。
AN25ZCSはダストボックス方式といって、掻きとったホコリをエアコン内部のゴミ箱のような場所に貯めておくタイプです。そのゴミ箱は約3年分の収容量となっていますね。
僕はそういうホコリを数年間貯めとくのはどうかなぁと思う方なので、ダイキンさんも書いてますが1年に一度はダストボックスのゴミを捨てた方がいいと思います。
年間電気代
AN25ZCSの年間電気代は23,300円となっています。これは同クラスと比較すると多いのか少ないのか?というと
同等です。今回のランキングでは差がない結果でした。
冷房の工夫
外気温50度でも運転可能がタフネス。低価格モデルだとまだ50度対応してないモデルもけっこうあります。
新しく搭載された高温防止モードです。自動的に冷房を入れてくれるので年配の方の部屋や、お出かけ時に室内にいるペットが心配な時などに便利ですね。
暖房の工夫
AN25ZCSの低温暖房能力は3.0kwとなっています。これは同じ価格帯のエアコンと比較すると若干低めです。
冬場の暖房能力重視ならば1位のCSEX252Dか2位のMSZR2522を選んだ方がいいでしょう。
オリジナル機能の魅力
他メーカや他エアコンと比較しての機能です。
まずは室内機がコンパクトで設置しやすいこと。特に今回は6畳サイズなので部屋の中で大きなスペースを取ってたら目立ちますよね。
設置したい部屋のエアコン用電源や室外機を置く予定の場所までどのくらいの距離があるかなど条件は様々だと思います。検討前に設置スペース確認をした方がいいです。
散々選んだ挙句にスペースの関係で選び直しということもかなり発生しています。
ダイキンオリジナルのストリーマを活用してウィルス抑制する機能です。ダイキンは全モデルにストリーマを搭載しています。
ただ、今回のCシリーズAN25ZCSより格安のモデルになるとフィルタ自動掃除機能が外れるので個人的にはフィルタ清掃+ストリーマは搭載されてるCシリーズ以上のモデルがおすすめです。
「気になるポイント」の所でも書きましたが水内部クリーンは室温がかなり下がります。なのでお出かけ時にスタートするなど生活に合わせて活用するといいと思います。
帰ってきたらエアコンが綺麗になっているっていいですよね。
1ヶ月に一度くらいが目安です。
4位 RASW25M 日立
4位は日立白くまくんよりRASW25Mをおすすめ!フィルタ掃除だけでなく凍結洗浄で内部の清潔さはかなり優秀です。
2022年モデルからは室内機・室外機ともに「凍結洗浄」が搭載されたのでより清潔に。
- 手の届きにくい熱交換器を洗浄してくれる(凍結洗浄)
- 室外機のホコリも自動清掃(凍結洗浄)
- 内部のカビ抑制を自動でしてくれる(カビバスター)
- エアコン内部がステンレス加工で汚れがつきにくい
- 同クラスと比べてごく弱い運転ができる(省エネ)
- 室内機の高さスッキリ248㎜。
- 外気50度でも冷房運転可能
- みはっておやすみモード(自動で冷房オン)
- ファンまでお掃除(日立オリジナル)
- 室内機の凍結洗浄は外気温1度未満か室内湿度70%以上だと作動しないことがある
- 室外機の凍結洗浄は外気温27度以上では作動しないことがある
- フィルタ掃除のダストボックスは3ヶ月に一度掃除
- 室外機凍結洗浄とカビバスター機能は向上出荷時ではオフ
- 運転音が大きめ
フィルタ掃除性能
フィルタ掃除のおすすめ度合いで星三個にした理由としてせっかくフィルタ掃除機能がついているのですが、ダストボックが3ヶ月に一度掃除目安となっている点です。他の機種だと自動排出だったり1年に一度だったりするのに比べるとちょっと手間がかかるかなと思います。
日立オリジナルの凍結洗浄とフィルタ掃除を組み合わせると清潔性能はかなり優秀なのですが、ここはちょっと残念です。
年間電気代
RASW25Mの年間電気代は23,300円となっています。これは同クラスと比較すると多いのか少ないのか?というと
同等です。今回のランキングでは差がない結果でした。
冷房の工夫
RAS-W25Mは外気温50度でも運転可能となっています。これは他社格安モデルだと46度までだったりするので優秀な性能です。夏場に暑くなる地域だと重要なポイントですね。
8畳というと寝室が多いと思います。
このみはっておやすみ機能を使えばタイマーでエアコンが切れた後も、室温が上がると自動で冷房運転が開始します。
寝たはずなのに暑くて熟睡できなかったということが減りますね。
暖房の工夫
みはって霜取り機能
必要な時だけ霜取り運転を行うことで暖房時の快適さを長続きさせます。
暖房運転を停止させた時に室外機の霜付き状態をチェック。霜が付いていると判断したら霜取り運転を行います。これによって次の暖房スタート時は霜なしでスムーズな立ち上がりができます。
オリジナル機能の魅力
RASW25Mオリジナルの機能で一番のアピールはやはり凍結洗浄です。
この機能を一番に考えると、やはり暖かい地域にお住いの方が適していると思われます。
外気温1度未満になる日が年間で少ないですからね。
そういう地域にお住いだとこの凍結洗浄の魅力をフルに活かせると思います。
他のメーカにも「結露水を使って」洗浄するような類似の機能がありますが、日立の凍結洗浄は水量が多いので洗浄力で優秀です。
ちなみに室外機も凍結洗浄できるようになったのは2022年モデルからです。
型番の最後が「M」となっているのが2022年モデル、「L」となっているのが2021年モデルです。
よく似た型番なので確認しないと世代違いの商品のことだったりしますので注意が必要。
この室外機凍結洗浄は工場出荷時ではオフです。この機能がいいなと思ったらリモコンでオンにしましょう。
カビの繁殖しにくい湿度30%以下にキープする機能が付いています。
日立上位モデルのようなオゾン放出機能までは搭載していませんが、格安モデルなのに内部湿度を見張る機能が
搭載されているのはアピールポイントですね。
このカビバスターは工場出荷時ではオフです。この機能がいいなと思ったらリモコンでオンにしましょう。
ちなみにこの工程で室温が少し上がります。
日立RASW252Mはオリジナル機能を多く盛り込んだフィルタ掃除付きエアコンです。
ダストボックスがもうちょっと大きかったらと思う部分はありますが、他にはない特徴を備えてますので今回4位に選出しました。
凍結洗浄が働く期間が長い地域にお住まいならもっと順位が上がると思います。ご検討ください。
今回おすすめしたWシリーズの格上・格下機種と比較したい方はこちらの別記事に日立エアコン特集をしていますので参考にしてください!
2022年モデル【エアコン価格徹底比較】日立白くまくん編厳選お勧め3シリーズ5位 AYP25F シャープ
5位はシャープよりAYP25Fを選出しました。
やはりシャープといえばプラズマクラスターですね。シャープは空気清浄機でも有力です。
エアコンで部屋の空気が綺麗になるのっていいですよね。
- プラズマクラスター25000搭載でカビ、匂い、ウィルスを対策
- 内部クリーンにもプラズマクラスター放出
- 上下反転ルーバーで気流を制御
- プラズマクラスター25000は花粉に対しての効果は触れていない
- プラズマクラスター発生ユニットは部品交換必要(8時間使用で約6年)
- フィルタ掃除ダッストボックスは約半年に一度掃除
- 室外機が45度対応
フィルタ掃除性能
こちらもフィルタ掃除機能で星三個にした理由として、ダストボックスが約半年に一度掃除となっている点です。他の機種が自動排出機能だったり1年に一度の掃除だったりと比較すると掃除頻度が多いかなと思います。
それでもプラズマクラスター25000と組み合わせての清潔性能は魅力。これで花粉抑制まで期待できればいいのですが。
年間電気代
AYP25Fの年間電気代は23,300円となっています。これは同クラスと比較すると多いのか少ないのか?というと
同等です。今回のランキングでは差がない結果でした。
冷房の工夫
外気温は45度に対応。同世代のライバル機種と比較すると若干見劣りします。
もちろん10年以上前エアコンからの買い替えならかなりのスペックアップです。
暖房の工夫
これは冬場の暖房運転中に霜取りモードになる時に、あらかじめ部屋の温度を上げておく機能です。そうすれば霜取り運転中のなんだか寒くなったぞ?ということを軽減できますね。
オリジナル機能の魅力
シャープといてばプラズマクラスターでしょう。
今回のAYP25Fにはプラズマクラスター25000が搭載されています。
プラズマクラスター発生ユニットは1日8時間使用した計算で約6年で部品注文して交換になっています。
せっかくのプラズマクラスター25000なので内部クリーンにも使用しています。これによって内部のカビ対策ができています。
最上位機種にはプラズマクラスターの最上位が搭載されていますが価格がかなり違ってきます。
大きなルーバーが特徴でもあるAYP25Fですが、ルーバを自動制御することで気流をコントロールしてくれます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は8畳エアコンの中で「フィルタお掃除機能がついていてお買い得なモデル」を5種類抜粋して紹介しました。
花粉・カビ・匂いが気になる方や基本性能で選ぶ方は1位のパナソニックCSEX252Dを選べば間違いないです。
匂いのこもりがちな寝室、小さなお子様の部屋にとても向いています。静かですし。
暖房能力を重視する方は霜取り運転対策が優れている2位の三菱MSZR2522がいいです。
高精度センサーと組み合わせて安定した自動運転をしてくれます。
サポート体制やメーカシェアを重視する方は3位のダイキンAN25ZCSがおすすめ。
365日24時間は他のメーカにはない魅力ですね。
実際の全国売れ筋とも合致してますのでこの5機種の中から選べばまず間違いのないエアコン選びができると思います。
他にもあまり知られていない家電の豆知識やおすすめ家電のピックアップなどを発信していますので
よかったらまた読んでいただけると嬉しいです。
こちらはエアコン購入の際に知っていてほしい電気代との兼ね合いの記事です。
【家計節約】エアコン購入する7割の人が知らない電気代の事実と価格バランスを現役店長が解説。選び方の大前提こちらはエアコンを買い換えまでは予算がないけど冷房を効くようにするにはを紹介した記事です。
エアコンが冷えない場合に試してみる3つのこと【電気代削減の効果あり】ではまたー